9月中旬久しぶりの山旅

日の出前の槍

穂高、槍からやや眼下に見える常念山脈、松本駅から見上げる常念山脈、一度行ってみたいと思っていた場所で、今回のコロナ禍の中、ワクチンを2回打ったタイミングで行こうと決めました。

山の上は下界の騒動とは無縁の如く、以前と同じ研ぎ澄まされた心地よい空気で満たされていました。

常念山脈主峰より蝶ヶ岳方面の眺望

今回のメインとなった常念山脈は燕岳から大天井岳、そこから信州側を歩きます。
大天井岳から常念小屋まで基本的に下り、常念小屋から常念岳まで登ります。

常念岳は見た目以上に山頂付近が狭く、ゆっくり休めるスペースはあまり無いように思いますが、360度の眺望は素晴らしいものです。

常念岳から蝶ヶ岳まで標高はやや下りになりますが、アップダウンが多く、大天井岳から続けて歩く場合は予想以上に体力を削られます。技術的に難しい箇所はありませんが、体力が無いとコースタイムをオーバーするかもしれません。

蝶ヶ岳山頂付近より槍・穂高連峰の眺望

大天井岳からずっと少しずつ角度を変えながら槍・穂高連峰を眺めて歩きますが、蝶ヶ岳からも見事な3000m越えの壁が眺められます。右の槍ヶ岳から大喰岳、中岳、南岳、大キレット、北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳、と壮観です。

ホンドオコジョ

上高地までの下りはほぼ樹林帯の中になり眺望はありませんが、よく注意して歩くと珍しい植物や動物を見ることができます。

北アルプスでルートの最後を上高地とした時の、徳沢・横尾あたりから上高地付近の足の開放感は登山者にしか味わえないものかと思います。上高地はおまけのご褒美。
温泉に寄って帰路につきます。

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