6月中旬の梅雨入り

久しぶりのコンサート

先日、久しぶりにピアノリサイタルを聴きに銀座ヤマハホールまで行ってきました。
アンジェラ・ヒューイットのオールバッハプログラムで、ヤマハのサウンドとバッハの相性という点では少々音がキラキラと明るすぎて気になるところもあったものの、ヒューイットがそれにうまく対応していい音を一生懸命に出している感じの好印象な演奏でした。
特に長調の楽章については、花が咲く様を想像するような気持ちの良い演奏で、これはyoutubeやCDなどでは聴いたこと無い、新たに気づいたヒューイットの素晴らしい点でした。
また、これはyoutubeなどの演奏でもよく伝わりますが、絶対に急くような演奏にならず、一音一音をよく響かせてくれる弾き方で、また聴きたいと思わせてくれます。

コロナ禍のウィグモア・ホールでの無聴衆のライブ演奏で初めて知って、音に惚れて、一度生演奏を聴いてみたいと思っていたピアニストだったので、今回それを果たせたことも良かったです。

嗚呼、またヨーロッパのコンサートホール巡りもしたくなってきました。

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