4月終わりの暖かな日に。

春風

前の投稿で書いた和泉宏隆さん、先日亡くなったそうです。
普段クラシックメインで聴いている人間にとって、平凡な5分~10分程度の曲の中で繰り返されるフレーズというのはとても飽きやすく、あまりずっと聴いていたいという気持ちにはならないのですが、和泉さんの曲にはそれがほとんど無いのですよね。
いつまでも聴いていられる心地良さ、それでいて起伏が無いわけでもなく、単なるBGMに落ち着かない良さもあって、素晴らしい曲で溢れています。
生きていることを豊かにする音楽、ありがとうございました。

春の風に初夏の日差し、うららかな昼下がりに誰もいない場所でマスク外して深呼吸したら、なにか決心がつきそうな感じです。

「4月終わりの暖かな日に。」への5件のフィードバック

  1. いつもTwitterと共に楽しく拝見しています。Twitterはエロく、ブログは知的に、バランスが絶妙!
    緊急事態宣言中なのに、敢えて昨夜から5/3まで東京滞在。今日から、とある防音マンションの一室で、ひたすらピアノを弾きまくっています。

    3年前に35年振りに再開して、昨夏から現役ピアニストにスパルタレッスンを受け、今年はコンクール参加。
    リスキーなバッハを選曲した僕、まずは地区予選を通過しなければ~。
    Akiraさん、ピアノ弾いてますか?

    1. どちらも見ていただいてありがとうございます。
      コンクールに参加されるレベルすごいです。ぜひがんばってください。
      ArgerichのバッハもMitsukoUchidaのバッハもどちらも大好きです。
      素敵な色のバッハが響くといいですね。

      ちなみに私は最近は専ら聴く方です。。仕事が落ち着いた1週間の1時間くらいを片手練習しているくらい。
      素晴らしい演奏家、作曲家が数多くいる中で、その組み合わせを選んで聴ける贅沢を味わっています。

  2. 練習から戻りました。Bachはイギリス組曲第2番のプレリュードを選曲しましたが、非常に手強い!苦笑
    あと3週間でコンクール本番です。どうなることかしら?
    akiraさんの全身後ろ姿ヌードで力をもらわなければ~☺

    argerichの追っかけは、かれこれ30年くらい。都度パワーというか、勇気をもらってます。水戸室内との共演で聴いたベト1と2のビアコン、あの地味な曲に光彩を与え、ショスタコ1のビアコンはある意味エクスタシーを放ち、まさにargerichワールド、80歳を迎えても、ますます進化していますが、あと何年聴けるかな?
    内田光子さま、お気に入り会場のkitaraで聴きました!至福でした。

    1. イギリス組曲2番のプレリュードですか、いい曲ですよね。
      そしてアルゲリッチの十八番。
      いまyoutube等で3人の演奏を聞いてみたんですが、これだけでも全然感触が違っていて、バッハってシンプルで面白いなと改めて思いました。
      ちなみに私の後ろ姿はお力にはならないかとw
      がんばってください。

      アルゲリッチのベートーヴェンは面白い演奏が多いですけれども、
      特にピアノ協奏曲1番2番あたりは若い曲なので溌剌とした雰囲気が彼女の演奏と合ってて好きです。
      いい演奏家はみんなあと何年聴けるかのカウントダウンになってしまいますが、
      素敵な歳のとり方はしっかり見届けたいし、見習いたいです。。

  3. 週末、AKIRAさんはサイクリングを堪能しているでしょうね。
    僕は来週末のコンクールに向けて、毎日ひたすらBachに集中しています。イギリス組曲第2番のプレリュード、出だしが重要。1拍目の休符が曲者で、何度も繰り返し練習しています。
    コンクールが終わったら、中断している第3番のプレリュードとガボット、Mozart333と576、Chopin スケルツォ2を再開予定。

    AKIRAさんは健康的な雰囲気で羨ましい限り。
    実は僕がピアノを再開したのは、体調不良がそもそもの理由。まさかコンクールを受ける予定は流石になかったですが、これから本番までの7日間は自分次第。さぁ情念をしっかりとですね!苦笑

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